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7点 あずみ
主人公が魅力的で、その魅力で読ませていく漫画です。
主人公のあずみは、剣士として超一流の腕前を誇る、絶世の美少女。
登場するほぼすべての男性キャラが、主人公に女性としてひかれていきます。
それなのに、主人公はそのことに無頓着。
そして、何度恋愛しても、処女のままの主人公。
グロい描写はたくさんあるのに、主人公の印象は爽やかなままです。
この作品の魅力は、ここに尽きると思います。
また、各エピソードの人情ドラマの部分も大変面白いです。
一体誰が一番強いんだ?という強さランキングをつける楽しみ方もできますし、
水戸黄門的に、時代劇の持つマンネリ感を楽しむ読み方もできます。
読む人こどに、気になるところは変わってくると思います。
いろんな見方を楽しめる作品なので、ヒットもしたし、名作とも呼ばれているのではないでしょうか。
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[投稿:2018-04-08 12:18:46] [修正:2018-04-08 12:18:46] [このレビューのURL]
6点 おもたせしました。
学がないので「おもたせ」ってなんだ?からわからなかったのですが、土産をもらった側が土産をさしていう言葉、らしいです。
乱暴にいうと土産持って行って自分が土産食って帰ってくるマンガです。したがって流行りの食べ物マンガの中で土産になりそうなもの縛りのマンガということになります。
ただし土産持ってく主人公が只者でなさ過ぎます。いまどき若いのに和服。おばさんの使いであちこち飛び回る。そのくせやたらと文学において博識を誇る。何かありそうですが、少しずつしか明かされていません。
土産と主人公に気を取られてサラッと読み終えてしまいます。
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[投稿:2018-04-07 22:55:35] [修正:2018-04-07 22:55:35] [このレビューのURL]
5点 制服のヴァンピレスロード
百合と吸血鬼ですね。女子校通いの主人公宅にジャージをこよなく愛する妙な吸血鬼(男)が主人公を眷属にして住み着く。主人公に気のある幼馴染の男の子もいる。学校では百合三昧。さあこれから、というときに話は大きく百合に舵をとって幼馴染は空気に、吸血鬼は他の吸血鬼(女)たちの紹介役に。そう、打ち切りです。ただし、それほどひどいことになってはいないので百合マンガが好きな人にはいいかもしれません。松本さんの作品は好きなのですが遅筆対策が必要です。前作の頃から雑誌で読むと残念なことになってるけどコミックで仕上がってる、ということがあります。なんとか頑張って続けてほしいものです。
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[投稿:2018-04-07 21:57:10] [修正:2018-04-07 21:57:10] [このレビューのURL]
7点 虐殺器官
原作は未読ですが、評価が高いながらも小難しいとも言われそうな作品ではと感じました。それをハイレベルな絵や伝わりやすくして、SFアクションにも寄せている良いコミカライズだと思います。
原作、アニメ映画に比べて知られていないのではという部分で隠れた良作になるかもしれません。
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[投稿:2018-04-07 16:13:40] [修正:2018-04-07 16:13:40] [このレビューのURL]
2点 異常者の愛
どんなに好きなアーティストのアルバムでも、一曲ぐらいはどうしても好きになれない曲の一つや二つくらいはあると思いますが、この作品は、そうした「好きなアーティストなんだけどどうしても好きにはなれない曲」の一つのような作品です。
自分は、この作者の前作「さよならトリガー」を結構楽しく読んでいて、先日、たまたまこの作者が新作を出したらしいという情報を耳にして、試しに読んでみたんですが、まぁ1巻の表紙絵からして既にドン引きするような内容でした。詳しい内容について書こうとすると即NGワードに引っかかってしまいそうな単語ばっかり物語の要素として並んでしまうので、どこか別のサイトなどでその詳しい内容について調べてもらえれば幸いです。
正直、全くお薦めはしません。1巻の表紙絵を見てみて、それでも興味が湧くのであれば、という感じです。
自分は1巻でリタイアしてしまいましたが、今なお連載が続いているのを見ると、ある程度そういう需要があるんだろうな、とそんなことを思いながら遠くからその行く末を見守ろうかと思います。
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[投稿:2018-04-06 18:49:53] [修正:2018-04-06 19:09:48] [このレビューのURL]
7点 ハクメイとミコチ
この作品の良いところは、きちんと「小人の目線」を忘れないで物語を描いていることだと思っていて、例えば作品内に登場する木の実やブルーベリーがやたらと大きかったり、人間よりも大きい動植物がそこらじゅうに溢れていたり、竹筒を半分に割って湯船を作っていたりと、「小人の世界観だからこそできること」を存分に活かした物語づくりを行なっていることが、この作品の持つ魅力の一つだと自分は思っています。
アニメ化されなかった原作も結構あるので、アニメで作品に興味を持った人はぜひ原作も読んでみてほしいと思っています。特に、作品内で出てきた語句の説明というか、作品内で出てきた語句は、カタカナ表記だったのか漢字表記だったのか、漢字表記でもどういう漢字を使った語句だったのか。その理解を深めるだけでも、この作品の持つ世界観の奥深さを更に知ることが出来ると思っています。
ちなみに、自分のお気に入りは原作第2巻第13話の「卵の美容師」。ああいう、「その作品が持つ世界観でしか語ることが出来ない物語」みたいなものが自分は大好きです。
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[投稿:2018-04-06 18:51:29] [修正:2018-04-06 18:51:29] [このレビューのURL]
7点 三ツ星カラーズ
この作品を評価するポイントは、主人公の子供たち三人が持つ「無邪気な悪意」を許容できるかどうか、という点にあると自分は思っています。
つまり、大人たちの目線、いわゆる常識の目線から見てあまり好ましくない行動を「微笑ましい」と思うのか、あるいは「許せない」と思うのか。前者の視点に立っているのがこの作品に登場する鯨岡さんであり、後者の視点に立っているのがこの作品でカラーズの敵として登場している警察官の斎藤さんなのではないかと思っています。
個人的な立場を言えば、自分としては前者の鯨岡さんの立場に近く「まぁ、子供のやることだから仕方が無いんじゃない。」と割と好意的な視点で見ることもできますが、斎藤さんのような視点で、「いくら子供だからといって何でもかんでも許されるわけじゃない」と批判的な気持ちになる人たちの気持ちも分からないわけではありません。
ただ、この作品は、そうした子供たち特有の「無邪気な悪意」をギャグとして楽しむ作品だと思っていますし、そこが合わないとなると、もはや好みの問題になってしまうので、おそらくどうしようもない気がします。まぁ、自分は結構好きな作品なんですが。いかんせん、可愛さの裏に隠された毒が強すぎるので、そのギャップに対して読み手がどういう反応を示すのか。それ次第の作品だと思います。
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[投稿:2018-04-06 18:50:40] [修正:2018-04-06 18:50:40] [このレビューのURL]
4点 柊様は自分を探している。
相当に劣化した「天使な小生意気」という感覚。今からの人にはそっちを読んだ方が良いと薦めたいです。前作辺りから色々とパワーダウンしているという感もあるので、ヒットメイカーの西森先生でも流石に苦しくなって来たのかなと思うところもあります。
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[投稿:2018-04-06 00:25:30] [修正:2018-04-06 00:25:30] [このレビューのURL]