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9点 今日からヒットマン
お色気も少し交えながら、痛快アクションドラマチックコメディと言ったところです。
毎回のお約束のガンプレーで、必ず毎話数名以上が銃殺される。
ここが意外とコメディの対極にある緊張を生み出します。
また、主人公稲葉十吉の心の声が物語を進行させ、妻を愛するサラリーマンの二重生活が基軸になったコメディを生みます。
この辺りは、若干「静かなるドン」とのかぶりを感じますが、まあ許容範囲としましょう。
20話前後までは、仕方なくヒットマンの仕事に巻き込まれる十吉が、シロートヒットマンの悲哀でピンチに陥るも「考えろ考えろ」のセリフで、気転を利かして窮地を逃れるという数話完結型のお話を繰り返しますので、ややマンネリがきついなあと思ってしまいます。
が、20話を越えたあたりから、シリーズものがやって来て、マンネリの打破が図られます。
確かに、組織コンビニと組織スーマーの攻防は見ごたえがあって、「あとしまつ」での両者の競技風の対決は、最もお勧めしたい回ですね。
トーキチと美沙子もいいんですが、ちなつの終始変わらぬ献身ぶりもなかなかでした。
31巻を完読しましたが、最終話までちなつの想いは通じるのか見ごたえがあって良かったです。
記憶に残る名作かと思います。
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[投稿:2023-01-14 09:31:43] [修正:2023-01-14 09:31:43] [このレビューのURL]
3点 左ききのエレン
長編の割に展開が雑で進みも遅く、忍耐強さを要求する作品です。
何より絵が下手。
背景は基本描かないので、子供の落書きに見えることもあるレベル。
これが気にならない方は、よほどの漫画通かな。
私も大概、我慢できる方ですが、台詞やト書きが多いのに、
画がついて来てない所は読めませんでしたね。
新感覚で作られた進歩的作品なのかも知れませんが。
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[投稿:2023-01-14 09:22:14] [修正:2023-01-14 09:22:14] [このレビューのURL]