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忍術は派手で女性キャラは艶やか、スピーディーな展開で繰り広げられる
一進一退の攻防も目が離せず、一気に読ませる良作。
個人的にはNARUTOと共に忍者の地味で古臭いイメージを打破した作品と評価してます。

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[投稿:2020-01-04 22:23:03] [修正:2020-01-04 22:23:03] [このレビューのURL]

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[投稿:2020-01-02 13:00:37] [修正:2020-01-02 13:00:37] [このレビューのURL]

7点 惡の華

中学生の心の闇を暴き出すような作品。
ポードレールの「悪の華」を愛読する少年・春日。
中学のクラスメートで才色兼備の佐伯を密かに想っている読書好きの少年。

そんな佐伯の体操服を盗み出してしまう。それを問題児の女子・仲村に目撃されてから、
仲村に付きまとわれる日々を送る。仲村は春日と「契約」を結び、春日を服従させようとする。

仲村の意図が読めず、戸惑う春日・・・・。
そして、春日と付き合うことになる佐伯もまた「優等生として見られる自身」に耐えられず悲鳴を上げていた。

とにかく「見たくないものをこれでもかと見せつけるような作風」です。
作風が闇に迫るようでありながら、絵柄は非常に見やすくて綺麗というギャップが凄い。

中学生男子が持つ心の暗部が、仲村という異端(起爆剤)に触発されて爆発し暴走するという話。
それは周囲の人間をも巻き込み、坂道を転げ落ちていく。

「青春」なんて決して明るくて楽しいだけではないという話。
むしろ、こっちのほうが現実的なのかもしれないが・・・・、
印象的ではあっても「あこがれ」はしないという、そういうお話。

但し、春日が佐伯さんとセックスした際に佐伯さんが妊娠して出産していたら「佐伯さんEND」あったと思います。
再会した佐伯さんが年の離れた妹を連れていたら・・・・
戸惑う春日の前で赤ちゃんを抱き自らの乳房を赤ちゃんに吸わせ始めたら・・
春日はその子が佐伯さんの産んだ子だと気が付く。
そうなるとその子の父親は・・・・・
春日が最終的に佐伯さんの元に戻ってこなければいけない理由が出来るわけです。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2012-11-17 15:38:14] [修正:2019-12-31 15:01:14] [このレビューのURL]

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[投稿:2019-12-29 05:31:19] [修正:2019-12-29 05:31:19] [このレビューのURL]

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[投稿:2019-12-29 05:30:59] [修正:2019-12-29 05:30:59] [このレビューのURL]

名作。

良い映画を観た後のような読後感。
青年漫画の枠でも読んでみたい。

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[投稿:2015-02-12 22:41:38] [修正:2019-12-25 11:57:38] [このレビューのURL]

画は可愛いし、モラトリアムな世代の心情が
よく描かれていると思います。
でも、何か違うんです。

ジャニーズ系の可愛い男子を中心に描かれても、
それは中学生や高校女子の夢の世界であって、
現実の大多数の汗クサ男子とはかけ離れている。
のでバーチャルなんです。

思春期の悩みは深いのは同じだけれど、
考えている未来が必ずしも明確ではないのも
同じだろうけれど、他人に価値を見出されて
すでに無形財産を持っている人物には
共感できないものです。

具体的に言えば、脇役のくるみに関わる話が、
一番面白く思いました。
ただただ普通男子と普通女子では話は
作れなかったのでしょうか。
そこを掘り下げられるようだと、
志村貴子も本物と認めましょう。

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[投稿:2019-12-24 19:33:08] [修正:2019-12-24 19:33:08] [このレビューのURL]

鬱系じゃない方の阿部共実作品。
相変わらず表現力の卓越した作者だと思う、背景の一つ一つにすら趣があり
そのまま文芸誌の表紙でも飾れそうなコマが溢れている。
主人公の台詞とモノローグも思わず朗読したくなるほど詩的で、
物憂げな思春期の心の揺らぎを情感たっぷりに描いていた。
ファンタジー要素も入っているが、良作青春物だ。

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[投稿:2019-12-24 07:20:34] [修正:2019-12-24 07:21:33] [このレビューのURL]

8点 寄生獣

大抵の場合、哲学なんて語られても堅苦しくて説教臭く感じてしまい
「ご高説ありがとうございました」と言いつつ、半分以上は右から左に垂れ流しだ。
堅苦しいで終わればまだいいが、下手に手を出せば
作品全体を安っぽく見せてしまうことだってある。
そんな扱いの難しい哲学要素がこの漫画にもガッツリと盛り込まれているが、
話の流れを遮ることなく自然と物語の中に溶け込んでいるので堅苦しさは感じない、
それ以前にストーリー自体が「生命とは何か」を考えるプロセスのようになっており、
一貫したテーマとメッセージ性はむしろ心地よくすらあった。

とはいえ、そういったメッセージが映えるのはアクションサスペンスとしての
面白さが土台としてあったからだろう、
常にスリリングな展開を維持し日常が脅かされていく物語は哲学要素など無くても充分に面白い。
そしてそこに軸となる生命のテーマを置くことで、多重構造的な面白さをも実現している、
サラッと読んでもジックリ読んでも楽しめる懐の深い作品だ。

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[投稿:2019-12-20 11:13:31] [修正:2019-12-20 11:48:27] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

人類存亡のため、遺伝子をいじって人間を光合成出来るようにしたり、
不死の人間、クローン人間、機械人間を生み出していたりと
生命倫理などお構いなしといったthe・SFな設定が面白い。

だが絵の動きの無さのせいで、ロボットもので肝心かなめな戦闘シーンが読み辛く、
キャラの表情の乏しさなども含め作画の部分が足を引っ張り、
魅力的な世界観とは裏腹に、思った程のめり込む事は出来なかった。

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[投稿:2019-11-17 22:56:28] [修正:2019-12-20 11:05:18] [このレビューのURL]

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