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8点 デッド・オア・ストライク
こういう全力でふざけてる漫画はいいですよね。とてもいい。
作中キャラクターは真剣そのものなのに、笑い転げてしまう。
ネット連載で全話無料ですが、思わず単行本買いました。
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[投稿:2018-02-25 17:28:08] [修正:2018-02-25 17:28:08] [このレビューのURL]
6点 ヘタコイ
前作「ちさポン」が伝説的なクソ漫画となった同作者の次作。
もしこの作品が遺作となっていなければ、
逝去したにも関わらず送られた作者へのバッシングや誹謗中傷は数倍になっていただろう。
今作は全てにおいて、不可解な点や矛盾が無い。
よくもまぁ両想いでありながらこれほどの悪循環が続いたものだという感じ。
中盤に主人公の早とちりによって、結ばれつつあった2人の関係は崩壊寸前となった。
しかし今回は主人公にもヒロインにも、ヒロインを奪いに来た因縁の男にも、そういう状況になった明確な動機がハッキリなされているし、正当性がある。
前作では性犯罪者の言い訳が漫画史上最大級にありえないものだった。
にも関わらず、裏切り者や性犯罪者を全員が全員擁護。
何の非も無い主人公だけが云われも無い誹謗中傷と侮辱を受ける。
矛盾だらけで理不尽満載だった。
それに比べると今回はマトモ。
心理描写を綿密に描いており、そこには一部の隙も矛盾も無かった。
ただ、残念ながら主人公の高校時代からの先輩は本気で邪魔。
そいつが主人公を殴りつけたシーンがあったけど意味がわからない。
ヒロインは主人公に対する思いをよくぞ貫いたと思う。最終的に結ばれたのは、ヒロインサイドの想いがかなり強くなっていったからである。
主人公は、生涯この娘を尊敬して感謝すべきだね。
前回は、バカな女に対して『これでもか!』というぐらい物凄く都合のいい男が居ました。しかも性犯罪者にのみご都合主義のオンパレードです。
『気に入った女の子に振り向いてもらえないならレイプしてしまえばいい』という作品だった。
今回はヒロインにとって主人公は都合のいい男ではなかった。
結果的に「キープ」扱いだった主人公は、他の女に寝取られる形になった。
『レイプ犯罪』ではなく、純粋な『寝取られ』であり、
しかも主人公にもヒロインにも非は無いのに、決定的なすれ違いが起こる。
実に秀逸な流れである。
いかに前作が駄作だったかを物語る作品。
反省したんだな、前作のクソ展開とお粗末な進め方を・・・
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[投稿:2017-08-22 08:37:52] [修正:2018-02-25 12:12:43] [このレビューのURL]
7点 浮浪雲
長期連載を誇るレジェンド。
したがって、当然名を遺す名作と言いたいところですが、
ほとんどの話は消化不足の感があります。
人生には大小さまざまな人間関係の問題や息苦しさがあります。
どうにもならない貧しさや障害、すれ違いなど。
どうにもならないなら受け流していこう、肩ひじ張らない自然体で。
というのが全編を通した主人公の姿勢だけが主題です。
解決策はほとんど示されません。
これが人生の教訓になるかどうか、個人の感じ方次第です。
残念ですが、自然体で生きていけるほど世間の風は冷たく
甘くないと考えてしまう自分がいて、
私は羨ましくは思いましたが共感できないタイプの人間でした。
多くの読者に長く支持されたのでしょうが、私のような
消極的賛同者が多かったような気がします。
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[投稿:2018-02-24 15:33:11] [修正:2018-02-24 15:33:11] [このレビューのURL]
4点 鴨川ホルモー
絵は好みだったのですが、話としては青春ものとしてもホルモーというバトル式ゲームものとしても何が面白いのか分からないまま淡々と進む感じでした。
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[投稿:2018-02-22 18:01:00] [修正:2018-02-22 18:01:00] [このレビューのURL]
前シリーズから読んでいる事が必須の作品ですが、読んでいると名作奇巌城における集約と厚みは圧巻でした。単作で読む人が多いが、順番に全部を読んで欲しいという作者の意図にも納得。その後も予定されているようなので是非期待したいと思いました。
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[投稿:2018-02-20 22:09:35] [修正:2018-02-20 22:09:35] [このレビューのURL]
ルパンと言えば日本人としては三世のイメージなので、隠れた名作になってしまうのかもしれませんが、原典をこのレベルで漫画化してくれたのは感謝したいくらい良く出来た作品に思えます。移籍して続きを描こうとして成功させた作者の執念も凄いです。
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[投稿:2018-02-19 18:39:35] [修正:2018-02-19 18:39:35] [このレビューのURL]
8点 カラダ探し
まずは作画が綺麗。ループホラーと頭脳戦作品のアトラクションを混ぜたような作風で、続きが気になって全体の謎にも迫って行く引き付けがあります。主人公交代や珍しい復帰がある構成員の変化にも工夫を感じました。
解決法発見部分を外伝に回したことや原作と異なるらしい都合良過ぎに見える結末には異論がありますが、ジャンプ+で一番人気を誇るだけはあるなと思いました。
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[投稿:2018-02-19 18:23:37] [修正:2018-02-19 18:23:37] [このレビューのURL]