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[ネタバレあり]

最初は描写は残虐だが王道な復讐ものかなと思っていたのですが、そこからあちこちに展開して目が離せないライブを観ているような感覚に。後半はエヴァンゲリオンの影響が強いのかなとは思いましたが、普通の漫画には飽きたという人へ薦められる作品。
最初は面食らいましたがトガタのキャラが光って、彼女亡き後の方が上記の作風になって失速した感じに。映画論を交えるなどセンスの感じる描写もあったので、若い作者には絵や構成などもっと向上すればと期待を感じました。

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[投稿:2018-02-08 21:19:17] [修正:2018-02-08 21:19:17] [このレビューのURL]

近年の金銭、幸福における貧困な世相を反映しながらも、悲壮過ぎない感じにギミックを用いつつ青春ラブストーリーとして展開する原作のコミカライズ。

原題の三日間の幸福という方が合っていて、寿命買い取り関連はギミックでしかないのですが、テンポ良く三巻で纏められて原題の意味が分かる読後感はなかなかでした。今後実写映画化されるかもしれません。

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[投稿:2018-02-08 21:02:45] [修正:2018-02-08 21:04:10] [このレビューのURL]

一言で言えば、純粋過ぎて、感情移入できない、ということになります。
しかし、本当に非現実的で、ドンは有り得ない人物像なのでしょうか。
画家の山下清との類似性も感じますし、キリストも同じような
人物像だったかもしれません。
ドンは、あまりに邪念というものがない存在だから、周囲の
人間は最初は反発しつつも、勝手に解釈して勝手に自分の
価値観を変えていくのです。

この辺りから、私はキリストを連想してしまいました。
キリストは、実はほとんど語らない人だったようで、
多くの説教は弟子によって残されたものでしたから。
宗教家たちや宗教に救われたい人たちが最終的に目指す
人間像を漫画で分かりやすく解説してもらえたような気分です。
これは正しい人間の姿なのでしょう。
が、そこに辿り着けないだろう自分をも改めて確認してしまいます。

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[投稿:2018-02-08 07:27:45] [修正:2018-02-08 07:27:45] [このレビューのURL]

こういう古典名作のコミカライズは今後もどんどんやって欲しいと思わせられる質、量共に十分な作品でした。終盤にこれがテーマパークのアトラクションになっているのかと納得。今でも十分通じるサバイバル冒険作品だと思います。

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[投稿:2018-02-05 22:08:02] [修正:2018-02-05 22:08:02] [このレビューのURL]

主人公が卑怯なこともする、ヒロインがかわいい、これ以外は印象に残らない絵が雑めの格闘漫画という感じでした。打ち切られたのは仕方ないですね。ヒロインを活かして格闘ラブコメを軸にした作品にした方が良かったと思います。

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[投稿:2018-02-05 22:01:03] [修正:2018-02-05 22:01:03] [このレビューのURL]

このマンガは企画の勝利だと思います。「あのゆうきまさみがBL?」という話題性と大ベテランが描くマンガ家マンガ。若い人が描くそれとは違い経験からくる深みがある。さらにBLパートの着色には本職のBLマンガ家が名を連ねる。そして変に長くならないうちに終了。やたら長編にしたがる今では、なかなかお目にかかれない贅沢なつくりだと思います。

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[投稿:2018-02-04 21:52:46] [修正:2018-02-04 21:52:46] [このレビューのURL]

 年齢層が限定されるかもしれませんが、悪くはないです。軽い内容でサクッと読めます。メニューはありもの、旬のもの、家族の食べたいものと専業主婦級の制約のなかで若い子の作るものにしては所帯じみたものが多いです。ただし、具体的な分量は出てこないので、再現するなら味付けは自己流となります。また作者のドイツ趣味の芸風からか、ドイツ料理も混ざってきます。年齢層というのは、登場人物は平成生まれのはずですが、昭和を感じさせる部分が多々見受けられるため、読み手が平成生まれの場合は?となる部分があるかもしれません。

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[投稿:2018-02-04 21:09:43] [修正:2018-02-04 21:09:43] [このレビューのURL]

7点 Dr.STONE

高校生が不条理とも言える突発的事象によって非日常へ放り込まれるサバイバルものはそれこそ飽きるほど氾濫しているが、これは面白い。
それは敵(障害かな)が化け物や未知の生命体などではなく、同じ人間である事。目的がサバイバルではなく、「自分たちの手で文明を取り戻す」という壮大なものである事。そしてその作業が地味である事!
そう、文明とは科学だ。科学は地味だ。やってる事は原初世界での理科実験だ。なのにこんなにワクワクする。
この漫画は「知ろうとする事」と「地道な努力」の大切さを教えてくれる。それでいて少年漫画に欠かせないエンターテイメントを忘れていない。
週刊連載である故にこの初期のクオリティが維持できるかが唯一の心配だが、どうかこのまま走り抜けて欲しい作品。

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[投稿:2018-02-04 11:13:21] [修正:2018-02-04 11:13:21] [このレビューのURL]

「少女漫画に出てくる男性主人公はイケメンである」という、ある意味では不文律にも似た既成概念であり固定観念を、真正面からぶち壊していった意欲作です。

思えばこの作品。終始実直なストーリー展開で、どちらか一方が浮気をしたり他の異性を好きになったりだとか、そういう浮ついた話の一切無い、実に一本気に満ちた、男気溢れる物語だったなと、そんなことを思います。

普通、付き合ってからの話の展開としてありがちなのが、喧嘩して一度別れてしまうだとか、他の異性を好きになって二股関係のような状況になってしまうだとか、そういう、何かしら「その人以外の人を好きになってしまうような展開」みたいなものがある場合が多いものなのですが、この作品に限っては、そういう浮ついた展開みたいなものは(最後以外)ほとんど全くありませんでした。

ただ、もう少し欲を言えば、主人公剛田猛男の親友砂川にも、もう少し良い思いをしてほしかったなという気持ちもあります。しかし、あくまでこの作品において彼の役割は童話「泣いた赤鬼」でいう「青鬼」という立場そのものだったのでしょう。

作品のカテゴリーとしては少女漫画ですが、一般的にイメージするほど少女漫画強さは無く、かなりあっさりとして読みやすい作品になっているので、少女漫画に対して苦手意識を持っている人たちに対しても安心して薦められる作品になっていると思います。

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[投稿:2018-02-02 18:42:21] [修正:2018-02-02 19:04:53] [このレビューのURL]

点数のみ

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[投稿:2018-02-01 07:34:22] [修正:2018-02-01 17:36:28] [このレビューのURL]

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