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5点 ひかりのまち
生きることが、簡単ではない、生き苦しさを登場人物
全員が感じています。
例えば、犬だったら、生きることに飽きることや
絶望なんてありません。
生きるために、その日の食い物をひたすら追いかけ、
ねぐらを確保するだけです。
満たされなければ、ひたすら耐えるしかないです。
その先に、絶望なんかないです。
ただ、ひたすら生き延びるために、動くだけです。
人間だけが、閉塞感を感じたり、行き詰ったり、
絶望したりと忙しいことです。
面倒くさい生き物、人間について深く考察するのが、
浅野いにお氏です。
本作品は浅野いにおワールド全開といったところです。
哲学的な雰囲気も感じますが、しょせん人間なんてと
笑いとばして、なんとか一つの救いを感じさせて頂いて、
話を閉めてもらいたいところです。
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[投稿:2021-06-09 08:45:52] [修正:2021-06-09 08:45:52] [このレビューのURL]
4点 ここは今から倫理です。
あざとすぎるほど女性受けしそうな倫理教師主人公から、擬似的に口説かれるシチュエーションに浸れる人ならば、たまらない作品なのかもしれません。本題の倫理学は教本をつまみ読みであっても、この作品よりかはためになるのではと思える程度です。
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[投稿:2021-06-06 22:02:36] [修正:2021-06-06 22:02:36] [このレビューのURL]
女性の可愛らしさをこんな形で表現するとは、
想像できませんでした。
しかも、その世界がとても温かいぬくもりを
感じるのですから、とても意外でした。
なかなかの面白さです。
ちょっと気がかりなのは、古見さんが美少女という
前提だから成り立つ世界であり、美が少ない女子
だったら、全然異なる展開になるわけですね。
ちょっと残酷な現実を、裏側に感じてしまいます。
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[投稿:2021-06-06 08:35:54] [修正:2021-06-06 08:35:54] [このレビューのURL]