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「進撃の巨人」のスピンオフ作品。
全2巻で、1巻はアニ、2巻はミカサが主人公です。
1巻では、アニとヒッチとの交流が興味深かったです。
2巻は、ミカサに感情移入しまくりでした。
「進撃の巨人」の本編は、主に主人公エレンの視点から語られていますが、この作品では、アニの視点、ミカサの視点から「進撃」世界を楽しめます。
進撃の巨人ファンの人なら楽しめると思います。
(当然ですが、「進撃の巨人」本編のストーリーを知らないと全く話についていけません。)
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[投稿:2021-07-04 17:18:13] [修正:2021-07-04 17:18:13] [このレビューのURL]
10点 進撃の巨人
1回目は、作りこまれた設定に興味をひかれ、また続きが気になって気になって仕方がなく、夢中になって読みました。
2回目は、後のストーリー展開を知っているので、その前の段階からいろんな伏線がはられていることに着目しながら読みました。
3回目は、登場人物の心境の変化に思いを馳せながら、じっくりと読みました。1回目、2回目の時には気づかなかった発見がありました。
複数回鑑賞する価値のある、傑作だと思います。
この漫画の良さを、ネタバレせずに伝えようとすると、こうなります。
有名作品なので、既読の方が多いと思いますが、もし未読の方がいたら、ネタバレのない状態で読んだ方がよいです。
そのため、ネタバレなしの状態で作品の魅力を語ってみました・・・が、本当はネタバレしたう上で語りたいことがものすごくたくさんあります。
個人的には、マンガ史に残る傑作だと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2021-07-04 17:02:00] [修正:2021-07-04 17:02:00] [このレビューのURL]
4点 異世界おじさん
異世界なろう系の変化球に見せかけて、おっさんの典型的な鈍感最強ハーレム回想を聞かされるだけの肩透かしでした。
これ系のコミカライズはせめて絵は上手い作品が多い中で、こんな風だと拙さがいっそう目立ちます。マニアックなレトロゲームネタを色付けにしているのも寒いです。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2021-07-04 16:43:06] [修正:2021-07-04 16:43:06] [このレビューのURL]
4点 レディ&オールドマン
不老の男ロブは100年ぶりに刑務所を出た。
刑務所前でたたずむロブを拾った少女シェリー。
2人はレディ&オールドマンとして運び屋の仕事を始めた。
ロサンゼルスの裏社会に踏み込む2人の冒険を描く漫画。
出だしが素晴らしい。
スタイリッシュな絵柄とコマ割り。
魅力的なキャラクター、魅力的なやりとり。
レディがバイクを運転しオールドマンがサイドカーに座る。
風に吹かれて走るバイク。オノ・ナツメの美的センスにしびれる。
だが、途中から漫画として迷走した。
元々活発な性格のレディ主体で話が動くのだが、
あまりにロブの主体性がなさすぎ。
結局レディ&オールドマンを描けずに脇役の話になってしまった。
当初は裏社会の危険さが表に出ていたが、なし崩しにみんな仲良し。
読んでいて全く緊張感がない。
最終回も終わりの空気感を読んで終わるみたいな感じ。
作者にも読者にも残念な作品という印象。
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[投稿:2021-07-04 09:00:45] [修正:2021-07-04 09:00:45] [このレビューのURL]
10点 春風のスネグラチカ
何とも言えない上品な文芸作品に接することができた余韻が残ります。
まず、洋風名画に匹敵するような美しい描画力です。
車椅子の少女ビエールカの美しさは目を見張ります。
沙村の描画力、構図の美しさは、絵描きとしても成功していたと思われます。
次に、ロシア革命直後の混乱した圧政下の非道理不尽な世界を背景に、
謎がかった少女と従者の不思議な取り合わせという人物設定の妙、
没落貴族や王家生き残りという歴史的史実の絡め方など、
小説としても興味をそそる内容で、展開もスリリングです。
魅力的な人物も散りばらめられており、文章化、映像化しても
一定の成果が得られることが期待できるような内容です。
さらに、読後に感じるのが、タイトルのすばらしさです。
春風のイメージとはかけ離れた全般の印象が、
最後のシーンですべて決着してしまいます。
最後のシーンまで計算し尽くした上で、作品タイトルを
決めていたのでしょうか。
してやられた感で満載になりました。
すべての点で、漫画としての最高のレベルにありますので、
10点をつけざるを得ません。
今後の沙村広明さんの活躍に目が離せません。
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[投稿:2021-07-04 07:49:59] [修正:2021-07-04 07:49:59] [このレビューのURL]
6点 逃げ上手の若君
天下のジャンプでガッチガチの時代劇漫画に挑戦するという意欲作なんですが、個人的なことを言うと正直テーマがあまり好みではなくて、現状、1巻を読んだ限りでは、今後読み続けるかどうかはしばらく様子見といった感じの内容でした。
読者の年齢層も考えて、ものすごーーーーく丁寧に作られているのは感じ取れるんですけど、そもそもあまり興味が無いテーマなので、自分としては今回の作品は微妙な感じです。
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[投稿:2021-07-03 20:54:26] [修正:2021-07-03 20:56:05] [このレビューのURL]