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3点 軒猿

戦国時代の上杉方忍者群軒猿、武田方三つ者、北条方
風魔の三つ巴戦を中心に、戦記を柱に据えた展開。
ではありますが、戦記物ではたとえば「センゴク」と
比較しますと、命のやり取りの厳しさの点では、
雲泥の差ですね。

妙に現代のヒューマニズムを正しい価値観として
混ぜ込むもんですから、非情な時代背景に現代劇を
持ち込む無茶苦茶なお話になってしまっています。
例えば、戦火にあって敵の忍者が襲ってくるかも
しれない状態で、人の良い主君景虎が部下である
忍者たちに酒を振る舞う場面があったり、主人公
未熟者忍者が主君を呼び捨てにして、それを嗜めも
しない周囲だったり。
いつまでたっても半人前の主人公でも周囲が温かく見守ったり。

「ギミック」でも感じた漫画だから許される感の
違和感は、この作者ならではのものらしく、
私には合いませんでした。

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[投稿:2017-08-05 06:02:02] [修正:2017-08-05 06:12:39] [このレビューのURL]

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[投稿:2017-08-03 17:41:31] [修正:2017-08-03 17:41:31] [このレビューのURL]

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[投稿:2017-08-03 17:41:12] [修正:2017-08-03 17:41:12] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ミシュランの星を付ける調査員のお話。

このコンセプトだけで既に面白いよね。だって誰もが気になるところでしょう。世界各国の数ある名店をどうやって評価するのか。

もちろんこのお話はフィクションですので、どこまでが事実に基づいているのかはわかりません。それでもこのテーマを選んだ高浜さんに脱帽ですし、逆に今までなんでなかったのだろう、とも思います。


世界各国の店を回るわけですし、もちろん評価するのは自分たち側なので、最初からおいしい店ですよーとわかっているものではありません。自分の好きじゃない味付けかもしれません。
そんな数々の店を一日何件と回るわけで、ほとんど出歩いているような仕事。

色々困難があるだろうな、でもおいしいものに出会ったときはやっぱり感動するだろうな。


そんなテーマ一つで心をつかまれるいい漫画です。あ、もちろん中身も面白いんですよ(笑

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-08-03 09:41:20] [修正:2017-08-03 09:41:20] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

東京トイボックスなどを描かれているうめさんの作品です。
最近の流行に則った「食」漫画です。


食漫画で一番大事な事は出てくる食べ物がおいしそうなこと。

そしておいしそうな食べ物が出てくればその食漫画はいい漫画である、と言い切っていいと思います。


今作に関しては、実在の商品を贈答品として「おもたせ」して、結局毎回送り先の人と一緒に食べてしまって舌鼓、という話です。
東京近郊の店しか出てこないので地方在住者としてはつらいところですが、一度は食べてみたくなること請負のおいしそうなものばかりです。


それに、話のテンポなのでしょうか、読みやすいし楽しい、食の魅力に加えて何気なく漫画としてもハイレベルだと思いました。トイボやスティーブスも面白かったですが、ここ最近脂ののってきた気がするなぁ・・と上から目線ですみません(笑


WEBでも読めるので一度どうぞ(*´ω`*)

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[投稿:2017-08-03 09:29:05] [修正:2017-08-03 09:29:05] [このレビューのURL]

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[投稿:2017-08-03 07:57:44] [修正:2017-08-03 07:57:44] [このレビューのURL]

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[投稿:2017-08-03 07:57:29] [修正:2017-08-03 07:57:29] [このレビューのURL]

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[投稿:2017-08-02 15:29:59] [修正:2017-08-02 15:29:59] [このレビューのURL]

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[投稿:2017-08-02 15:29:45] [修正:2017-08-02 15:29:45] [このレビューのURL]

女性のための大人になって奏でる夢物語。

いくつになっても、現実がどうであっても、
女性は支持してくれる共通のパラダイスを
オールカラーの短編で表現します。

確かに、男性が見ても美しい背景と羨ましいほどの
別世界です。
何といっても物語の中心には、誰からも好かれる
ような美しい男女がいます。
これがややたれ目で絶世の美女ではないんですね。
(男はワンパターンのヤサ男。写真を見る限り、
わたせせいぞう自身がモデルにも見える。)

柔らかい線と明るい色使いのイラストも超一級品です。
デパートかなんかでわたせせいぞう氏の個展を
見た記憶があるほどです。
このイラストに影響を受けた画家さんはたくさん
おられるようです。
わたせせいぞうの名前を知らなくても、このイラスト
はどこかで一度は目にされているでしょう。

メルヘンチックで誌的な文章、言葉の選び方も一流です。
ベースとなる短編ストーリーも大人のための絵本と
呼んでも差し支えないほど素敵です。

わたせ氏は現在大学教授をされているようですが、
同氏の演出や技法は学問として論理的に体系化され
後世に残っていくことは素晴らしいと思います。

しかし、最後に一言だけ。
男性の一部には、ハートカクテルの世界に
アレルギー反応を示す人は少なからずいたかもしれません。

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[投稿:2017-08-01 02:59:51] [修正:2017-08-01 02:59:51] [このレビューのURL]

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