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6点 幻影少年
現実と非現実のハザマにある人の心にあるミッドワールドへ
潜入できる超能力少年が主人公です。
パートナーとなる少女とともに、傷ついた人々の心を癒し、救っていく活躍劇です。
深層心理に潜む事件を中心にしたヒューマンドラマが展開されています。
ハートウォーム物語というセールスコピーに魅かれて読ませてもらいました。
子どもも大人も心が疲れ、重たくなった現代ならではドラマと言えます。
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[投稿:2017-08-26 05:42:12] [修正:2017-08-26 05:42:12] [このレビューのURL]
6点 FLIP-FLAP
ピンボールという珍しい題材。ラブコメ要素はありますが、それよりピンボールを中心にした構成が良かったです。ピンボールの魅力、ゲームに熱中する心理や意味についてなど掘り下げて描かれています。巻末にある読み切り版も世界観が同一の補完になっていました。全一巻ものとしておすすめ出来る佳作だと思います。
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[投稿:2017-08-25 20:30:07] [修正:2017-08-25 20:30:07] [このレビューのURL]
7点 7SEEDS
大河SFサバイバル物語。
人類が絶滅した未来で、人類の再生を託された若者たちが、過酷な環境を生き抜く漫画。
時々で主人公の視点が切り替わる群像劇の形式で、傷つけあい、助け合う仲間を描く。
まず、これほど長大な物語をダレずに着実に書き続けることがすごい。
物語、漫画表現、いずれにも手抜きがない。
個人的には、セカイ系の作品群の最後に位置する作品だと思う。
1)主人公たちの関係性が世界や社会の運命と直結。
(学校→村→街→国のような中間集団がない。)
2)成長や多様性を促す時間的、空間的な広がりがない。
(親がいない、自分より若い者がいない、他所の人がいない)
というセカイ系の条件を、この作品は徹底的に満たしている。
セカイ系作品群がこのような条件を持つのは、他者が怖い、成熟が信じられない、故に自分以外を見たくない欲望の表れだが、
7SEEDSでは問題をその先に進めている。
親たちはみな死んだ。自分たちより若い者はまだ生まれていない。
ここ以外に人はいない。自分たちとセカイしかない、という環境に若者が置かれたとき、
彼らは人間らしく生きられるか?という問題設定。
そして答えはイエス。
いかなる時も知恵と勇気を持ち寄って彼らは生き延びようとする。
最終的に人類の再生が叶っても叶わなくても、彼らの尊さは損なわれない。
というような作品だと思う。
2015年現在、もはやセカイ系作品は商業的には旬を過ぎている。
余計な心配だが読者の高齢化も進むので、そろそろまとめに入ったほうが良いのではなかろうか。
田村由美の他にこんな漫画を描く人はちょっといないという意味で9点。
絵柄は古臭いし、大ゴマで無理やり押し切っているところもある。
また、序盤、中盤の説明的な展開もしんどいと言えばしんどい。
だが、我慢して読むだけの価値はあるので、苦手な人も頑張ってみてほしい。
35巻で完結。
途中ですったもんだした割に最後は順調だった。
敵だった奴も味方になり一致団結してそれぞれがベストを尽くしたので
誰一人欠けることなく生還できましたねこれからも頑張っていこうねエンド。
お約束の大団円そのものは悪くないが時間をかけすぎた。
せっかく天変地異が起こっているのに、各キャラに見せ場をつくろうとしすぎて展開が遅く読者としては退屈。
最後で大きな減点がついたものの壮大な物語をしっかり描き切ったのは立派。
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[投稿:2015-11-01 03:24:41] [修正:2017-08-25 14:51:23] [このレビューのURL]
10点 DAYS
色々なサッカー漫画を読みましたが、これはとにかくいい!熱いです。
かっこいいキャラが多く、一言一言にしびれます。
20巻のつくしくん、あの表情でのあの台詞には衝撃を受けました。
あの話は何度も読み直しました。
今日も読んでから寝ようかな、、、
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[投稿:2017-08-24 22:08:19] [修正:2017-08-24 22:08:19] [このレビューのURL]
10点 からくりサーカス
文句なしの10点です。100点満点で100です。今のところ私のベスト1です。
絵柄、巻数の多さで敬遠してる人は勿体無いです。それを補って余りある、名セリフ、名シーン、重厚なストーリーがあります。
出先でふと読みたくなった時は、ネットで名シーンを検索して満足感を得ます。それぐらい好きです。
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[投稿:2017-08-24 21:25:30] [修正:2017-08-24 21:25:30] [このレビューのURL]
6点 ノブナガン
偉人能力を手段とした宇宙侵略者との王道バトル漫画。世界観、ストーリーはどこかで見たような既視感が大きく、雰囲気も重いので「ジャバウオッキー」より面白さではかなり劣るような気がしました。しかし、作者特有のセンスは健在、綺麗な終わり方や後発作品故に絵が見やすくなったり洗練も感じました。
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[投稿:2017-08-24 20:37:19] [修正:2017-08-24 20:37:19] [このレビューのURL]
舞台は現代日本。主人公は男子高校生キイ。
とつぜんに魔法少女の軍団に襲われて人が殺される。
抗うためにキイは仲間と力をあわせて以下略。
ほとんどただの思い付きで始まったような作品だったが、
バトルが面白かったりキャラ立てが良かったので長期連載に。
ただ中盤で世界の秘密(魔法少女の役割や黒幕)が出てくると、説明のための説明が多くなり今一つに。
さらに時代がとんで大人になった主人公たちが出てきたり、
魔法少女が仲間になったり、過去に戻ったり宇宙の敵になったりで、
読者を置いてきぼりにしつつ原状回復して雰囲気で仲間に感謝して終了。
単行本15巻つかった割にはオチが弱く残念。
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[投稿:2017-08-24 16:29:29] [修正:2017-08-24 16:29:29] [このレビューのURL]
6点 ファンタジスタ ステラ
「ファンタジスタ」の主要キャラたちと、数人の新キャラと、本田圭佑氏とが、日本のワールドカップ優勝に向けて奮闘するお話です。
本田圭佑氏が、実在の人物でありながら、マンガのキャラたちに違和感なく溶け込んでいます。
読み進めるうちに、実際の本田圭佑氏自身が、マンガみたいなキャラクターなんだな、ということがわかってきます。
サッカーマンガとして、素直に楽しく読むことができます。
また、2010年の南アフリカワールドカップ後から2014年のブラジルワールドカップ前までの、サッカー日本代表を取り巻く空気感がうまく表現されています。
(実在の日本代表選手は本田圭佑氏1人しか出てこないのにもかかわらず、実際の日本代表の雰囲気をかもし出すことに成功しています。)
ファンタジスタファンのはもちろん、2010?2014年のサッカー日本代表を取り巻いていた雰囲気を感じたい人にもおすすめです。
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[投稿:2017-08-23 19:16:32] [修正:2017-08-23 19:16:32] [このレビューのURL]
7点 シグルイ
しっかりと集中して15巻を読みふけってしまいました。
強烈、壮絶な怨念や執念、復讐といった言葉が残思念として残ります。
画は必ずしも上手ではないですが、思念を表現する手法は卓越した
ものがあって、圧倒されます。
残酷、残虐の極みと批評される向きもありますが、画が上手く
ないせいなのか、私はそれほどでもないと思いました。
シグルイの意味は、「死狂い」にかけてあって、死と隣り合わせの
人たちの生きざまのようですね。
まさに、死と隣り合わせの世界が存分に表現できていました。
初めての世界感で堪能致しました。
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[投稿:2017-08-23 18:25:23] [修正:2017-08-23 18:25:23] [このレビューのURL]
6点 同じ月を見ている
人間を純粋に愛するドンちゃんのまっすぐな行動に心をえぐられる
ドンちゃんは、世の中のすべての不幸を受け止め、そしてすべての人間を愛する
作者の画力も力強く愛と生を表現している
良作だとは思うが、いまいち漫画という媒体ではこういう文学や哲学的な内容は表現できないのではないんだろうかと思う
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[投稿:2017-08-22 14:51:11] [修正:2017-08-22 14:51:11] [このレビューのURL]